〈カターレ富山・J3〉22日、敵地で北陸ダービー 金沢キラー、碓井「複数得点で完封勝利」
サッカーJ3・カターレ富山とツエーゲン金沢との「北陸ダービー」が22日、金沢ゴーゴーカレースタジアムで行われる。今季富山は金沢戦でプレマッチを含め2戦2勝。2試合で3得点を挙げたFW碓井聖生(上市町出身)は「2、3得点して、完封勝利する」と意気込み、「完全勝利」へ狙いを定めている。 富山は同スタジアムのこけら落としとなった2月の北國新聞・富山新聞スペシャルマッチで4―1、3月のJ3ホーム戦で1―0といずれも勝利を収めた。ゴールラッシュの碓井は「金沢キラー」の呼び名がつき、「うれしいです。異名を持つのはかっこいい」と笑顔を見せる。 とはいえ、リーグでは7月13日が最後の得点。「本当はあんまり気持ちを切り替えられていない」とこぼすが、「点を決められなかった試合の夜に(主将の吉平)翼君ら先輩たちが励ましてくれる。チームが苦しい時に得点で助けたい」と力を込めた。 富山はJ2昇格プレーオフ出場圏内の3位で、金沢は圏外の8位。吉平は「ダービーで勝つことで勢いに乗れる。攻守においてアグレッシブに自分たちからチャレンジしていく」と闘志を燃やした。 小田切道治監督は「相手の主な特徴は攻撃だが、自分たちが守備に回りすぎずに主導する。残りの戦いをいいものにするためにも、勝ちきることが大事」と白星を誓った。