デューズバリー・ホールを引き抜かれたレスターが中盤補強 トッテナムのスキップ獲得へ
スパーズアカデミー出身のスキップ
プレミアリーグへの昇格を果たすも、その中心にいたエンツォ・マレスカ前監督と、キアナン・デューズバリー・ホールを同時に手放すことになったレスター。監督はノッティンガム・フォレストを率いていたスティーブ・クーパーを招聘するに至ったが、中盤で絶対的な存在感を放っていたデューズバリー・ホールの後任は見つかっていない。 現在のスカッドで中盤を務めるのはウィルフレッド・エンディディ、ブバカリ・スマレ、ハリー・ウィンクス、ハムザ・チョードゥリーの4人。どの選手も得点力でデューズバリー・ホールと明確な差があり、後任とは言えそうにない。 英『BBC』によると、トッテナムのオリヴァー・スキップがレスター加入間近に迫っているようだ。レスターは2000万ポンドを超えるオファーを提示、スパーズはそれを受け入れた様子。メディカルチェックは20日のリーグ戦までに行われる予定だと報じられている。 スキップもデューズバリー・ホールタイプではなく、現状のスカッドと似たタイプの中盤で、後任というよりもスカッドに厚みを持たせる補強といえる。システムも昨季の支配的な[4-3-3]からミラクル・レスターを思い出させる堅守速攻の[4-4-2]に移行しており、無理に後任を探さない選択肢を取ったといえる。
構成/ザ・ワールド編集部