オリックス・山下舜平大、5回無安打1失点の好投 自己最速タイの160キロ、今季最多の9K 今季初白星へ前進
(日本生命セ・パ交流戦、オリックスーヤクルト、3回戦、16日、京セラ)オリックス・山下舜平大投手(21)が5回82球を投げ、無安打1失点と好投。今季初勝利の権利を得て降板した。 一回に先頭の西川に四球。二盗と暴投が重なって無死三塁とピンチを招き、丸山和の内野ゴロの間に先制点を献上した。それでも長岡、村上を連続三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。 二回以降は安定した投球を披露。四回には長岡、村上、サンタナのクリーンアップを3者連続三振。今季最多の9奪三振、自己最速タイの160キロを計測するなど、完全復活をアピールした。 プロ初登板で開幕投手を務めた昨季は9勝を挙げて新人王に輝いた。先発の柱として期待された4年目の今季は試合前時点で0勝2敗、防御率6・43と苦しみ、4月20日に2軍降格。以降はファームで調整を続けていた。