"環八最南端の立食いそば屋"が破格すぎた かけそば250円、もりそば300円なのにコシもつゆもうまい「まる美」の秘密
田園調布に「そば屋」の看板を発見!
東横線を渡る田園調布橋からしばらく歩いてラーメン屋「さつまっこ田園調布店」を過ぎると「そばや松屋」の看板を反対側に発見した。 しかし、店前までいってみるとどうも閉店しているようで人の気配がない。残念である。このあたりからラーメン屋が増えてきた。赤羽岩淵から歩いてきて一番ラーメン屋が多いエリアに突入してきたようだ。立ち食いそば屋も増えて欲しい。
武蔵新田で街そば屋「福家」を発見!
中原街道を過ぎると単調な道が続く。この辺りは東急多摩川線と並行している。武蔵新田駅近くの環八沿いに着いたのが12時40分。歩きだしてほぼ2時間。7.5キロ。そこで「そば処福家」をついに発見した。 上野毛駅前以来の久しぶりの本格的な街そば屋だ。ランチメニューの「たまてんセット」(800円)は玉子の天ぷらがのった天丼ともりそばのセット。カリカリの揚げ玉と玉子の天ぷらとタレがかかったどんぶりはいいアイデアだ。そばもコシがあってかなりのうまさだ。
矢口渡で大衆そば屋「まる美」発見
さらに進むと国道1号線(第二京浜)を越えて矢口渡のあたりに到着した。そしてセブンイレブンを過ぎた頃、反対側に大衆そば屋「まる美」を発見した。本日2軒目の営業しているそば屋だ。これは嬉しい。 「まる美」は自家製のそばを提供しているカウンタースタイルの店だ。「かけそば」250円、「もりそば」300円と破格の安さ。「大盛りそばに春菊天とちくわ天」600円を注文した。 しばし待って登場したそばはコシがすばらしい。辛つゆも奥深い味でたまらない。春菊天もカリッと揚げられている。 環八通りに立ち食いそば屋がいくつあるか調査していると店主に告げ、「まる美」が破格に安い大衆そば屋なので立ち食いそば屋としてカウントしていいか聞くと、「もちろんいいですよ。ジャンジャン紹介してくださいね」とのこと。平和台から歩いてきてようやく矢口渡で立ち食いそば屋認定店に出会うことができた。
東急多摩川線、京浜東北、東海道線を超えて...
「まる美」を後にして、いよいよ環八通り最後のエリアに進んでいく。まずは京浜東北線などを超える蒲田陸橋を目指す。大田区のこの辺りから街路樹が銀杏並木に変わってきた。東急多摩川線の踏切を越えて一旦見失った環八本線に戻っていく。 蒲田駅に近くなると、環八もほぼ日常生活の道路という雰囲気になり、人が多くなっていく。しばらく行くと環八通り3軒目の「マクドナルド環八西蒲田店」が現れた。そして、上野毛を出て3時間でようやく蒲田陸橋に到着した。上野毛から約10キロだ。