CRAFT RAINBOW（クラフトレインボー）店主の井坂成保さん

　クラフトビールバー「CRAFT RAINBOW（クラフトレインボー）」（岡山市北区野田屋町2）で元日、今年の営業をスタートした。（岡山経済新聞） 【写真】クラフトビールバー「CRAFT RAINBOW（クラフトレインボー）」の謹賀新年 　同店は、2016（平成28）年に全国のクラフトビールを中心に日本酒・焼酎を飲める店としてオープン。店主の井坂成保さんは、サッカーの試合を見ながら飲める「英国風パブHUB」を参考に、趣味のサッカーを生かした店づくりをしてきた。 　当日は、ファジアーノ岡山がJ1昇格しJ1元年となるため、昨年の振り返りと今年の期待を来店者と話しあった。2024シーズンは、2月にJリーグ公式の開幕戦に向けたCM「Jリーグのある日常」の中で、同店が撮影場所となり、ホーム試合の日の相手チームのファン・サポーターなどの来店が増えた。特に4月28日の清水エスパルス戦の日は、カウンター8席の店内に60人が詰めかけ、開店以来の最高売り上げを記録したという。 　井坂さんは「プレーオフでは、ファジアーノ岡山が掲げた『全員で勝つ！』とファン・サポーターの気持ちが重なり合い共鳴している感じがあった。J1になったらホーム試合に多くのファン・サポーターが来岡してくれるはず。これまで以上に楽しんでもらうために、岡山らしいオリジナルビールの開発、販売を目指したい」と話す。 　2月15日、京都サンガF.C.との開幕戦がホームで予定されている。同店では、今年も開幕スタメン・勝敗・スコアの予想企画を開催する。全て正解した人にはプレゼントを用意する。「J1でもファジアーノ岡山のがむしゃらなサッカーを楽しみたい。移籍してくる江坂任選手、ブラウンノア賢信選手、立田悠悟選手にも期待したい。J1という初めてのステージで1つでも多くの勝ちを獲得してほしい」と話す。 　井坂さんは「J1にふさわしいファンやサポーターに一緒になっていこうと思う。ファジアーノ岡山の選手だけでなく、相手チームや選手にも興味を持ってほしい。アウェーの試合にもどんどん出かけてほしいし、行った先で観光したり、飲食店に立ち寄ったりすることなど、J1リーグを楽しんでほしい」とも。 　元日のメニューは、うしとらブルワリーの「ピングレハニハニ」、スワンレイクビールの「ヴァツェン」（以上1,100円）、「Be Easy Brewing（ビーイージーブリューイング）」の「This is an IPA」、「Y MARKET BREWING」の「想贈」（以上1,200円）の4種。クラフトビールはなくなり次第し、別種を提供する。 　営業時間は15時～24時（火曜・水曜・木曜は17時～）。不定休。