22歳大学生、通学車にBMW「6シリーズ」を選んだ理由は?「いろいろ試してみたくて、ホイールは3年で4回も交換しました」
V8エンジン搭載のBMW 650iを乗りこなす大学生
BMW専門誌『BMW LIFE』が主催する初のオーナーズミーティング「BMW LIFE owner’s meeting」が、2024年10月27日に富士スピードウェイで開催されました。これはさまざまな自動車雑誌を送り出している交通タイムス社が主催する一大イベント「AUTO MESSE REAL」のコンテンツのひとつ。ミーティング会場となったP7駐車場には、全国から100台近い新旧BMWが集まりました。今回は、2009年式「650i LCI」で参加した22歳の大学生オーナーに話を聞いてみました。 【画像】フロントは「M6」顔にスワップ! ちょっとワルめカスタムのBMW「6シリーズ」を見る(8枚)
免許取得後に生まれて初めて買ったクルマ
「若者のクルマ離れ」なんてことが言われてから久しいが、そもそも日本全体が少子高齢化なので、クルマに限らずさまざまな趣味世界に新規参入してくる若者の総数が減少がしているのは、ある意味自然なことかと。 で、此度の「BMW LIFE owner’s meeting」。このようなイベント会場には若者がいないのかといえば、決してそんなことはない。こちらでお話を伺ったイベント参加者、“マツコウ”さんは御歳22歳の大学生にしてBMW「650i LCI」のオーナーという強者だ。 2003年にデビューした2代目「6シリーズ」はコードネーム「E63」として知られ、2011年まで生産された。“マツコウ”さんの愛車は2009年式で、BMWが「LCI(Life Cycle Impulse)」と呼ぶマイナーチェンジ後の後期モデルだ。 「じつは免許取得後に生まれて初めて買ったのがこのクルマです。買ったのは2021年。19歳の時にフルノーマルの状態で手に入れました」
学業のかたわらアルバイトにも精を出す日々
20年近く前のクルマ、しかも走行距離は14万kmとそれなりにオドメーターを刻んだ個体だったそうだ。よりによって(失礼)なぜこのような手強いクルマを? 「もともとBMW一択でした。あまり人が乗っていないということ、そしてパワフルなV8エンジンという点も、この650iの魅力でした」 と“マツコウ”さん。他車では得られない個性がお気に入りだという。そして「海外ウケしそう」との理由から、内外装はちょっとワルめの黒系で統一。普段は街乗りや通学などに活躍しているという“マツコウ”さんの650iである。 「自分好みにいろいろ試してみたくて、ホイールは3年で4回も交換しました。フロントマスクはM6の顔にカスタムしています」 そんな“マツコウ”さん、決して安いとはいえない愛車の維持費捻出のために学業のかたわら、アルバイトにも精を出す日々という。「若者のクルマ離れ」なんて、誰が言った?
長尾 循(NAGAO Jun)
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