ヨッ!ハッ!妙技次々 相馬小高神社で「はしご乗り」奉納 福島・南相馬
福島県南相馬市小高区の相馬小高神社で4日、新春恒例の「はしご乗り」が奉納された。火難よけや無病息災を願い、若とびが妙技を披露した。県鳶(とび)土木工業連合会相双支部の主催。 地上約6.5メートルのはしごの上で、若とび5人が両手両足でバランスを取るなどして伝統の妙技を次々と繰り広げた。地面と水平になるよう体を保つ「吹流し」や背中でバランスを取ってあおむけになる「背亀」などの大技で会場を沸かせ、観衆が盛んに拍手を送っていた。同市の男児(6)は「高い所で演技をしていてすごかった」と興味津々の様子だった。 はしご乗りに先立ち、同支部役員らが今年1年の安全を祈願したほか、「まとい振り」も披露された。
福島民友新聞