山都町長選、23日投開票 新人2氏の一騎打ち、午後9時ごろ結果判明
前町長の辞職に伴う山都町長選は23日、投開票される。いずれも無所属新人で、元会社役員の小田原孝也氏(61)と、元町総務課長の坂本靖也氏(59)=届け出順=が、一騎打ちの選挙戦を繰り広げている。 小田原氏は「農林業、建設業、観光業を振興し、1~3次産業を磨き上げる。財政基盤を整え、教育問題にも取り組む。経験、人脈を生かし、前例にとらわれずに進む」と訴える。 坂本氏は「基幹産業の農業の所得アップ、教育環境や公共インフラ整備を進める。町職員が住民に寄り添って仕事できる体制もつくる。国や県とのつながりを生かす」と強調する。 投票は23日午前7時~午後6時に町内18カ所で。矢部保健福祉センター千寿苑で午後8時から即日開票され、結果判明は午後9時ごろの見通し。 17日現在の有権者数は1万1522人(男5565人、女5957人)。(枝村美咲)