11月の米大統領選に向け、民主党のウォルズ・ミネソタ州知事（60）と共和党のバンス上院議員（40）の両副大統領候補による討論会が10月1日、CBSテレビで行われた。ウォルズ知事はトランプ氏による移民政策を批判し、バンス氏はこれに反論。議論は白熱し、最後はテレビ局側がマイクをオフにして幕引きとなった。 米国副大統領候補のウォルズ氏（民主）とバンス氏（共和）がTV討論会。移民問題などが争点となった。 ミネソタ州のウォルズ知事（60、民主党） 「トランプ氏には（大統領として）4年の猶予があった。 国境に大きくて美しい壁を建て、費用はメキシコが負担すると約束し、簡単なことだと言っていた。 だが、実際に建ったのは壁の2％以下。メキシコはびた一文払わなかった。 だが、我々はまたここにいる。彼は9年前に黄金のエスカレーターを降りて（出馬を宣言して）以来、国民から人間性を奪った」 バンス上院議員（共和党） 「学校も病院もパンク状態だ。 住宅は国民の手が届かない。住宅が足りないのに、不法移民を何百万人も受け入れたせいだ。 オハイオ州スプリングフィールドで私が最も心配するのは、ハリス副大統領の国境開放政策により生活を破壊された米国民のことだ」 （なおも主張を続ける両候補） キャスター「ありがとうございました、私たちは…。 お二人とも、話してももう聞こえませんよ。マイクをオフにしたので。 話は尽きませんが、ありがとうございました」