中嶋監督の”後任”だった…?オリックスの監督候補に挙がった大物(3)“最有力”がまさかの退団に
昨季までリーグ3連覇を達成するも、今季は5位に沈んだオリックス・バファローズ。そんな中、指揮官の中嶋聡監督がレギュラーシーズン終了後に退任を表明。新たに岸田護投手コーチの新監督就任が決まった。一方で、岸田新監督以外にも、指揮官候補と目された人物がいた。ここでは、オリックスの次期監督候補に挙がった大物を紹介したい。
田口壮
投打:右投右打 身長/体重:177cm/77kg 生年月日:1969年7月2日 経歴:西宮北高 - 関西学院大 ドラフト:1991年ドラフト1位 現役時代はメジャーリーグでもプレーした田口壮。次期監督候補としても名前が挙がったが、チームを退団する運びとなった。 関西学院大から、1991年ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ1年目から「9番・遊撃」で開幕スタメンに抜擢された。 1994年には外野手に転向すると、108試合の出場で打率.307、6本塁打、43打点をマーク。その後は強肩を活かし、1995年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなどチームに欠かせない存在となった。 2001年オフには海外FA権を行使し、セントルイス・カージナルスにメジャー移籍。2006年にはワールドシリーズを制し、チャンピオンリングを手にした。 2008年からはフィラデルフィア・フィリーズでプレー。同年はチームがワールドシリーズを制し、田口は自身2度目となるワールドチャンピオンの一員となった。 2010年からオリックスで日本球界に復帰し、2012年限りで現役を引退。引退後の2016年からはチームの二軍監督を務め、2021年からは外野守備・走塁コーチとしてチームを支えたが、今季限りでの退団が発表されている。
ベースボールチャンネル編集部