広島・秋山が3000万増の1・8億円プラス出来高で更改 残り206本に迫る日米通算2000安打へ「配慮に甘えないようにつかみとりたい」
広島・秋山翔吾外野手(36)が10日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万アップの単年1億8000万プラス出来高でサインした。(金額は推定) 3年契約の最終年だった今季は138試合に出場し、打率・289、4本塁打、30打点。4月中旬からは慣れ親しんだ「1番・中堅」に座り、安打数はリーグ3位、打率は同5位など、リードオフマンとして赤ヘル打線を牽引。守備でも自身5年ぶりとなるゴールデン・グラブ賞を獲得した。 1年を振り返り「自分が慣れ親しんだ打順、ポジションというところを、単発じゃなくて長い期間やらせてもらったというのは、これはもう最後のチャンスかなというのは逆にあった」と話した。 また、残り206本に迫っている日米通算2000安打については「いろんな配慮もされていますけど、その配慮に甘えないように。自分としてもつかみ取って、勝ち取ってというところをもう一回やりたい。出してよかったという試合を増やせるよう頑張っていきたい」と意欲。カープ4年目となる来季に向け、「1年間たくさん打席、グラウンドに立ちたい。これが一番の目標」と意気込んだ。