故・エリザベス女王からインスパイア…最新ファッションショーで見られた”王室愛”
寒の戻りで、まだ冬アイテムが手放せない最近ですが、ファッション界ではもう2024-2025年の秋冬コレクションが開催中です。2月16~20日にはロンドン・ファッション・ウィークが行われ、エリア・ウィクステッド、アーデム、シモーン・ロシャなど、キャサリン妃もご愛用の英国ブランドを中心に個性あふれる新たなクリエーションをお披露目しました。 【写真】エリザベス女王やダイアナ妃からインスパイア! 最新ロンドンコレクションでプリンセスファッションを発見
その中で注目したのが、リチャード・クイン! このデザイナーといえば、2018年に設立された、作品を通して社会的・外交的に貢献をした才能あるデザイナーに贈られる『エリザベス2世 英国デザイン賞(Queen Elizabeth II Awardfor Design)』の第一回目の受賞者で、盾の授与にはエリザベス女王が直々に出席されただけでなく、なんとフロントロウでキャットウォーク・ショーをご覧になったことでも話題になりました。
また、女王の逝去後すぐに開催となった2022SSコレクションでは、10日間で製作されたと言われるオールブラックのスタイルで、デザイナーが敬意と追悼の意を表したデザインを発表。 エリザベス女王のサポートに始まり、英国や王室愛が感じられる作品で今や国を代表する存在となったリチャードクインの最新のコレクションは、アイコンとなるフローラルなテキスタイルはもちろん、オープニングは白と黒のイブニングウェア。そしてウェディングコレクションなどが印象的でした。しかもその中にはあたかもエリザベス女王やマーガレット王女、またダイアナ妃のドレスを思い起こさせるデザインも!
もしや2022年に逝去された女王へのオマージュの意が込められているのかも、と推測しながら、最新コレクションとともに、英国プリンセスの方々の写真をご紹介します。やはり時代を超えても廃れるどころか、永遠に生き続けるのが、ロイヤルファッション。気品溢れるゴージャスなプリンセススタイルと、時代の寵児リチャード・クインのモダンなアレンジが融合した、美しいドレスにうっとりです♡
1962年、オスカー作品賞受賞の映画『アラビアのロレンス』をご覧に。
MIZUHO NISHIGUCHI