ウェッジは同じモデルでそろえる? それともバラバラでOK?【あなたはどっち派】
アイアンがストロングロフト化されたことで、最近はプロもアマチュアも単品ウェッジを増やすケースが多くなっている。こんなとき、ウェッジを同じモデルで統一するのと、バラバラでそろえるのはどちらがいいのだろうか? プロゴルファーの二人に話を聞いた。 ウェッジはミスへの対応力や操作性で選ぶのもアリ! 【写真で詳しく解説】 →フェースを開いて激スピンで止める? ザックリを防いでミスなく寄せる? 最新ウェッジ30機種を完全解剖 「1本だけ打感やスピン量が違うと距離感が合わない」ので同じモデルで統一したいと答えたのは、PGAティーチングプロの町島久晴。 「私はクリーブランドのオーソドックスなタイプのウェッジを使っていますが、すべて同じモデルでそろえています。その理由の一つは形状と顔です。同じモデルであれば50度、54度、58度と3本を比べても同じ系統の顔になっているので、違和感なく構えられます。ソールの形状もそろっているので、芝に置いたときの据わりも統一感があり、何の違和感もありません」 「もう一つの理由が打感とスピン量です。同じような形状で同じロフト角のモデルを実際に打ち比べてみると、スピン量やキャリーの距離はかなり違っています。例えば単品ウェッジを3本使っていて、1本だけ違うモデルだと、その1本だけ気を使って打たなければいけなくなるので、それは避けたほうがいいと思います」 一方、「苦手分野は専門ウェッジのほうが効果的」なため、バラバラでいいと話すのは、プロゴルファーの今野一哉。 「昔のウェッジはいろんな状況やライで使える汎用性を重視しているモデルが多かったですが、最近は『バンカーに強い!』『スピン量アップ』などの専門性の高いウェッジが増えています。そうなるとバンカーが苦手な人は、バンカー用を使うほうが絶対にスコアメイクにつながります」 「また、ストロングロフトのアイアンセットを使う人はギャップウェッジが必要になると思います。その1本はウェッジというより、9番アイアンに近いモデルのほうがセットの流れが整いやすい。今は、ウェッジだけでなく、アイアンもコンビネーションを考える時代になってきているので、特に苦手分野が明確なアマチュアはウェッジがバラバラのモデルでもいいので1本1本の役割で選ぶほうが賢明な選択です」 さて、あなたはどっち派ですか? ◇ ◇ ◇ 喫煙者にとって死活問題な全面禁煙化! タバコが吸えなくなるのはアリ? ナシ? →クラブハウス全面禁煙が増えているけど、吸わない権利があれば吸う権利だってあるのでは?【ゴルフ場の喫煙問題に賛否両論】