JAL、クラスJ 20周年で『孤独のグルメ』タイアップ 往復航空券やマイル引上
日本航空(JAL/JL、9201)は11月15日、国内線「クラスJ」シートの20周年を記念し、『劇映画 孤独のグルメ』とのタイアップキャンペーンを始めたと発表した。2025年2月28日までで、クラスJの往復航空券や主人公「井之頭五郎」のセリフキーホルダー、JALのポイント「e JALポイント」2万ポイントをプレゼントするほか、搭乗時に加算するマイルの引き上げなどを実施する。 【写真】A350のクラスJを紹介するJALのCA 映画公開は1月10日。特典はキャンペーン応募とクラスJ搭乗の2種類用意する。キャンペーン応募特典として、第1弾は11月15日から1月9日まで「クラスJ賞」として、抽選で10組20人にクラスJの国内線往復航空券をプレゼントする。 キャンペーン特典の第2弾は1月10日から2月28日までで、「井之頭五郎賞」として「孤独のグルメ セリフキーホルダー」を56人にプレゼントする。 クラスJの搭乗特典は、12月1日から1月9日までの第1弾は、クラスJ搭乗時に加算されるマイルを通常は区間マイルの10%としているところ、20%に引き上げる。1月10日から2月28日までの第2弾は、JALの航空券購入などに使えるe JALポイントを1000人に2万ポイントをプレゼントする。 いずれもJALの専用ウェブサイトからキャンペーン登録が必要。また、JALのマイル制度「JALマイレージバンク(JMB)」の会員であることが条件になる。 また、映画で井之頭五郎が食べる「JALドライなっとう」を、公開当日1月10日に羽田発のJAL便などで提供する。 クラスJはファーストクラスと普通席の間に位置するシート。航空券購入時に選択するほか、搭乗当日にアップグレードする場合は、普通席の運賃に路線や時期に応じて設定しているプラス1100円からの追加料金を支払うと利用できる。 クラスJが登場したのは2004年6月。日本エアシステム(JAS)との「JAL/JAS統合」(2002年)から間もない時期で、旧JASは最上位のスーパーシートと普通席の間に、利用率の高いレインボーシートがあり、ゆとりのあるJALの国内線シートとしてのクラスJが誕生した。
Tadayuki YOSHIKAWA