南海トラフ地震発生時に迅速な輸送を 救援物資を拠点から避難所に運ぶ訓練 岡山県
KSB瀬戸内海放送
大規模な災害が起こった際、岡山市に集まった救援物資を他の自治体に運ぶ訓練が行われました。 【写真】トラックに物資を積み込む様子
訓練には岡山県など15の機関から約100人が参加しました。 南海トラフ地震で建物の倒壊などが相次いだ想定で、岡山市のコンベックス岡山に集まった国からの救援物資を玉野市と美咲町の避難所に送ります。 訓練では、県の職員らが各自治体からの要望に応じて必要な物資を仕分けました。そして、トラックに積み込んで実際に運びました。 岡山県によりますと、2024年1月の能登半島地震では道路の寸断などもあり、物資の輸送拠点から避難所に迅速に届けることが課題となったということです。 (岡山県危機管理課/和田章 課長) 「大量に来た物資を荷さばきするということをポイントに本日は実施しています。南海トラフ地震にも備えて被災した場合に物資などが滞留しないように努めていきたいと考えています」
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