NPB2軍戦に新規参入のオイシックス、くふうハヤテの新球団からドラフト指名はあるか
24日のドラフト会議で注目の一つが、今季からNPB2軍戦に新規参入したオイシックス、くふうハヤテから指名選手が出るか、どうか。 【写真】阪神が調査しているくふうハヤテの投手 この両球団からはNPB未経験選手のみがドラフト対象となっており、オイシックスでは首位打者(打率・323)を獲得した知念大成外野手(24)、最多セーブ(20セーブ)の上村知輝投手(24)、くふうハヤテでは盗塁王(31盗塁)に輝いた巨人・増田大輝の弟・将馬外野手(26)、フレッシュ球宴にも選出された早川太貴投手(24)らが注目される。 今季指揮を執ったオイシックス・橋上秀樹前監督(58)は「NPBのスカウトの方々にとっては、選手の能力を計る上で基準がはっきりした。独立リーグ同士だと、打っても独立リーグのピッチャー、抑えても独立リーグのバッターということで、NPBに置き換えたらどうかというのは見えない部分。今年はイースタン・リーグでプレーしているわけですから、今まで以上に評価しやすい。これまで独立リーグにNPBの編成、スカウトが1人、2人来るという感じだったが、今は相手チームの首脳陣全員が評価の対象の〝目〟となる。その意味で、昨年と比べれば、(NPBの)目に留まる可能性は高い」と話す。 ドラフト会議を経ずに移籍できる両球団のNPB経験者でNPB復帰を果たしたのは、元オリックス育成選手のくふうハヤテ・西浜勇星投手(21)が9月28日にヤクルトと育成選手契約を締結した一例しかない。(東山貴実)