【函館スプリントS】59キロも何のその 7歳ウイングレイテストが初の千二で底力示す2着 松岡も高評価
[GⅢ函館スプリントステークス=2024年6月9日(日曜)3歳上、函館競馬場・芝1200メートル] 初の6ハロン戦を快勝し、2度目の電撃戦となったアサカラキングやジャスティンスカイが人気を集めたが、撃沈したそれらを尻目に2着に食い込んだのが7歳にして「初の千二戦」に挑んだウイングレイテストだった。 スタート直後は鞍上・松岡が押して好位外めへ。勝負どころも早めに動かしていき、果敢なレースぶりを見せたが、内を突いた勝ち馬の決め手に屈した。それでも経験のない6ハロンの流れ。トップハンデ59キロを背負ってのものだけにほめられていい2着だろう。 「馬場は大丈夫だったし千二にも対応できた。59キロを背負って頑張っているね。勝ち馬に内をすくわれてしまったのは仕方ない」と松岡も馬の頑張りをたたえていた。
東スポ競馬編集部