三重県選抜に松阪地区4人 昴学園2年の河田投手、栗田選手ら結団式 高校野球
23日、愛知選抜と対戦 津球場で2試合
高校野球の本年度愛知三重交流戦県ピックアップチーム(監督・村田治樹宇治山田商監督)の結団式と練習会が10日午前9時から津市の県立津商業高校であり、松阪地区から選出された昴学園2年・河田虎優希投手ら4人が参加した。 ピックアップチームは他県の選抜チームとの交流戦を通してレベルアップを図るとともに、学校の枠を超えて球児同士が交流を深めることなどを目的に編成。さらに交流戦出場を新たな目標の一つにしてもらえればという願いも込め、昨年から始まった。 選考会には、県内各校から3人までの選手が監督から推薦されるなどし計108人が参加。10月5日の1次選考会は、津商から北部の高校生53人と久居から南部の55人に分かれて実施。そこから絞り込まれた53人が同月12日の2次選考会を経て、県選抜25人が選出された。松阪地区からは河田投手と、昴学園の栗田輝選手(2年)、松阪の中村祐輝選手(同)、松阪商業の大浦天眞選手(同)の4人が選ばれた。 この日は午前に選手と背番号発表、スタッフの紹介が行われ、河田投手は7番、栗田選手は11番、中村選手は19番、大浦選手は25番が与えられた。その後、ノックやバッティングなどの練習を実施。午後からは実戦形式の練習などを通して守備連携やサインの確認などを行った。 河田選手は「選ばれてうれしい。投球する機会は少ないかもしれないが、今回の経験を糧に来季につなげたい」、栗田選手は「素直にうれしい。愛知県との交流戦では活躍して結果を残し、チームに少しでも貢献したい」、中村選手は「県代表として恥ずかしくないプレーで頑張りたい」、大浦選手は「三重や愛知の上手な選手たちとプレーするのが今から楽しみ。出るからには自分の実力を発揮し、貢献したい」とそれぞれ話した。 今後はチームの合同練習は当日まで行わず、選手たちは各自で調整して本番に臨む。 交流戦は23日に津市の津球場公園内野球場であり、第1試合は午前10時、第2試合は午後1時半からの予定。入場料は一般千円、県内の高校野球部員は部員証提示で無料、部員以外の高校生は生徒証提示で200円、中学生以下無料。