自分だけの一本が必ず見つかる! 直営店でフィッティング、匠がいる工房で即カスタマイズ【本間ゴルフ神田店】
9月27日に本間ゴルフの神田店がリニューアルオープンした。まるでアパレルブティックのような明るい店内にはクラブからボール、シューズなどがズラリと並ぶが、目を引くのは入ってすぐの「プロサポート工房」。その奥にはワインセラーのようにシャフトやヘッドが飾られた“ギアセラー”があり、一般的なゴルフショップとは一線を画す。
本間ゴルフ 代表取締役社長兼最高経営責任者 小川典利大さん (おがわ のりお) 昨年12月に本間ゴルフの代表取締役社長兼最高経営責任者に就任した小川典利大さん。「本間ゴルフの強みである直営店を通して、ひとりでも多くの人にHONMAのクラブを使ってほしい」
新生HONMAがリスタート
「本間ゴルフは全国に29店舗の直営店を持っています。その強みを生かすべく、店舗のブラッシュアップを図っています」とは昨年末に本間ゴルフの代表取締役社長兼最高経営責任者に就任した小川典利大氏。 この1週間前には大阪の堂島店も同様にリニューアルオープンしたばかりだ。「本間ゴルフの最大の強みは、酒田工場での“匠”と呼ばれる職人によるクラブ作りにあります。そこで生み出されたクラブを直営店でフィッティングして、ひとりひとりに合うようにカスタマイズできるようリニューアルしたんです」(小川社長)
店舗には酒田工場の職人が常駐する「プロサポート工房」があり、その場でクラブの組み立てからシャフト交換、ライ・ロフト調整、バランス調整など、塗装やメッキ以外のほぼすべての工程が行える。 「今、日本のゴルフ界は外国ブランドが席巻しています。そこと差別化を図るには我々の強みを明確にしなければならない。そのひとつが個々に合ったカスタマイズ。酒田工場と直営店を持つ本間ゴルフだからこそできること。店舗でできない塗装などは酒田工場で行います」(小川社長)
11月29日(金)には新たに神戸店もオープンする。 「昨年オープンした旗艦店の日本橋店、1月の博多店に続くラグジュアリーショップです。感度の高いゴルファーや外国人にも満足してもらえると思います。 でもまだ足りない点もあるんです。たとえばアパレルやシューズ。クラブには自信がありますが、今までクラブ以外にあまり注力できていなかった。 そこで来春からはシューズメーカーやアパレルブランドと手を組んでメイド・イン・ジャパンのHONMAブランドを確立したいと思っています。ドライバー1本だけでもいいし、シューズやアパレルからでもいいので、まずは日本のブランドであるHONMAを、より多くの人に使ってほしいんです。まずは日本のユーザーを増やすこと。そしていつかは海外でも認知されるブランドにしたいですね」(小川社長) まもなく新しいTW767シリーズが発売される。新生HONMAの挑戦は始まったばかりだ。
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