「株投資を行えば利益が得られる」SNS型投資詐欺で2億100万円だまし取られる 山口県周防大島町の60代男性 被害額県内過去最高
山口県警柳井署は27日、交流サイト(SNS)を使った投資詐欺で山口県周防大島町の60代の自営業男性が2億100万円をだまし取られたと発表した。同署によると、SNS型投資詐欺の被害額としては同県内で過去最多という。 【グラフ】山口県警が把握した特殊詐欺とSNS型詐欺の被害額の推移 同署によると、11月28日、男性はインターネットの株式投資サイトを通じて参加したLINEグループで「アナリストの木野内」を自称する相手から「私が指導するので株投資を行えば利益が得られる」「購入銘柄は指示する」などと株投資を勧められ、専用サイトにアカウントを作成。同日から12月26日までの間、ATMと金融機関の窓口から10回にわたり、50万~5千万円をグループのメンバーから指定された銀行口座に振り込み、計2億100万円をだまし取られた。専用サイトに利益が表示されていたため信用していたという。 同27日に男性が振り込みのため訪れた金融機関の担当者が不審に思い、110番して発覚した。
中国新聞社