2日がかりの初戦を制した地元フランスのガストンが今季のツアーレベルで2月以来のマッチ3勝目 [リヨン・オープン/テニス]
2日がかりの初戦を制した地元フランスのガストンが今季のツアーレベルで2月以来のマッチ3勝目 [リヨン・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月19~25日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ユーゴ・ガストン(フランス)が同じ予選勝者のダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に7-6(2) 7-6(4)で競り勝った。 ~リヨン・オープンで初戦を突破した地元フランスのガストン選手~ この試合は前日に始まったが、ガストンが第2セット5-6からブレークバックした直後に雨により中断して順延となっていた。翌日に再開後はお互いに譲らずタイブレーク4-4まで進み、ガストンが最後の3ポイントを連取して2時間35分で試合を締めくくった。 「昨夜は(再開後の)タイブレークのことを考えてしまって難しかった。このような形で試合を再開するというのは厄介なものだ。でも状況的には彼(ガラン)よりも僕のほうがましだった」とガストンは試合後にコメントした。 「とにかく最初から全開でいかなければならなかった。僕はアグレッシブだったし、タイブレークには満足している」 4月以降にプレーしたクレーコートの8試合でチャレンジャー大会での1勝しかできなかったガストンにとって、ツアーレベルで勝ち星を挙げたのは2月にマルセイユでデニス・シャポバロフ(カナダ)に勝って以来で今季3度目となる。 「最近はあまり試合に勝てていないけど、プレーのレベルはまずまずだったんだ。(予選から)ここ3試合でいい勝ち方ができて本当にうれしいよ」とガストンは話した。 ガストンは次のラウンドで、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。 この日は2回戦が2試合行われ、勝ち上がったアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)とパベル・コトフ(ロシア)が準々決勝で対決することになった。第2シードのブブリクがアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-4 6-2で下し、コトフはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレクサンドル・ミュレー(フランス)を7-6(8) 6-1退けた。 そのほかの試合では第5シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、ルチアーノ・ダルデリ(イタリア)、チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)、日本の西岡良仁(ミキハウス)、ワイルドカードを得て参戦したジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部