ドラマ『岸辺露伴は動かない』最新作、5月放送決定 第9話「密漁海岸」で高橋一生「というわけで、密漁をします」
ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズの最新作「密漁海岸」(第9話)が、NHK総合で5月10日午後10時より放送されることが決定した。BSP4Kでは、5月5日午後1時より先行放送される。 【画像】密漁する岸辺露伴(高橋一生) 公開されたドラマ新ビジュアル 今回、露伴が対峙するのは、伝説の幻のアワビ。露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストランを訪れた露伴は、シェフのトニオから、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける…ストーリー。 また、2023年5月に劇場公開された映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、NHK総合にて午後3時55分よりテレビ初放送されることも決定し、岸辺露伴が“美の殿堂”ルーヴル美術館を舞台に、「黒い絵」の謎にまつわる事件に挑む。(※BSP4Kでは、 4月27 日午後7時より先行放送) 同ドラマは、荒木飛呂彦氏の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』からスピンオフした傑作漫画が原作。主人公は、『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』(第4部)に登場する漫画家・岸辺露伴。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、書き込んで指示を与えることができる“ヘブンズ・ドアー”という特殊な能力を持つ彼が、遭遇する奇妙な事件に立ち向かう姿を描く。 ■高橋一生コメント 岸辺露伴のシリーズに参加させて頂くのは、5年目に突入しましたが、いつも作品の最中に続編の話が自然と話に上がってくるような現場だったので、今回の続編がいつハッキリと制作決定したのか記憶が曖昧です。 ただ、当初から自分たちが納得出来るところまで、露伴の世界をやり切りたいという気持ちは、チーム全体にあったように思います。中途半端に終わらせてしまいたくない、乗り掛かった船だから。外に向かっての気持ちではなく、あくまで自分たちが納得出来るところまで。です。 それだけこの作品に掛ける熱が絶えず、チームにあったのではないかと思います。気持ちや熱といった、目に見えないものをこれだけ目に見える形にしてこられた事は、当たり前のことではありますが、目には見えない何かが最も大事なことであることを表している様に感じています。 シリーズを重ねたことで、露伴の通底する精神や、ルーヴルで描かれた露伴の過去があることで、露伴がそこにいる説得力も、目に見えない大事なものとして作品一つ一つに入れ込むことが出来たと思います。 精神力の具現化をスタンドと云います。目に見えない何かを感じている皆さんスタンド使いにはわかっていたことだとは思いますが、ルーヴルがテレビ初放送です。楽しみですね。というわけで、密漁をします。 ■第9話「密漁海岸」あらすじ 露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。その店を訪れた露伴と京香が出会ったのは、供する料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ・トラサルディ(Alfredo Chiarenza)だった。 トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実はトニオには、重い病気を抱えたフィアンセ・森嶋初音(蓮佛美沙子)がいた。 ■キャスト&スタッフ 岸辺露伴:高橋一生 泉京香:飯豊まりえ 森嶋初音:蓮佛美沙子 トニオ・トラサルディ:Alfredo Chiarenza ほか 原作:荒木飛呂彦 脚本:渡辺一貴 脚本協力:小林靖子 音楽:菊地成孔/新音楽制作工房 人物デザイン監修:柘植伊佐夫 演出:渡辺一貴 制作・著作:NHK NHKエンタープライズ ピクス