米軍ヘリが不時着 乗員6人、けがなし 沖縄・国頭村
沖縄県国頭村の辺戸岬付近で14日午後5時ごろ、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属のヘリコプターが不時着した。 政府関係者が明らかにした。乗員6人にけがはなく、機体も損傷していないという。 政府関係者などによると、「UH1」1機が辺戸岬から南西約1.6キロの国道近くに不時着した。操縦士は聞き取りに対し、「警告灯が表示され、予防着陸した」と話している。県警や防衛省沖縄防衛局が職員らを派遣し、状況を確認している。 辺戸岬は沖縄本島最北端に位置し、周辺はやんばる国立公園に指定されている。 沖縄の米軍機を巡っては2016年12月、海兵隊の輸送機オスプレイ1機が名護市沖の浅瀬に不時着し大破。その後もヘリなどの不時着が相次いでおり、18年1月にはUH1がうるま市の伊計島の海岸に着陸した。