旅のお供は“防災グッズ”!観光地で宿泊キャンセル相次ぎ…異例ずくめだったお盆休み
南海放送
最長で9連休となった今年のお盆休み。直前には初めての「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、最高気温は去年より3.5℃アップの「猛暑」に。異例ずくめのお盆を振り返ります。
お盆休み2日目の松山空港では、家族との久しぶりの再会を喜ぶ帰省客の姿が多くみられました。 お迎えの祖父: 「新潟からです。1年振りですね。ちょっと感激ですね、この日をずーっと待ってましたから」 孫: 「従妹と一年振りに会うから一緒に遊んだりもするので楽しみ」 孫: 「夜の動物園とかあと子どもの城で遊んだりすることが(楽しみ)」 一方で… 男性: 「ちょっと帰るかどうかは悩みましたけど…」
初の臨時情報が発表 各地で備えの動き
連休前の今月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生。 気象庁は大規模地震の発生可能性が平常時と比べ相対的に高まっていると考えられるとして、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。発表は2017年の運用開始以降、初めてです。 (街の人は) Q 臨時情報ご存じでしたか? 男性: 「初めて聞きました今回」 女性2人組: 「調査するというニュースはスマホに来ていたが調査って何だろうと思っていて。え、もう出たんですか?」
初めての臨時情報が発表。お盆恒例のイベント会場や観光地では、「備え」が進められていました。 防災行政無線放送: 「(南海トラフ)臨時情報の巨大地震注意が発表されています。避難経路、家庭での備蓄などの確認をお願いします」
多くの観光客でにぎわった道後では、こんな家族に出会いました。 兵庫から: 父「一応(来る前に)ハザードマップを見てきた」 子「あと、地震の時必要になるかもしれないものを詰めたボトル」 父「車に防災袋を乗せてきました」
Q中身は? 「折り畳みトイレと歯ブラシと非常食とチョコレートとブランケット」 父親: 「十分準備をできるものはしてこようかなと思いました。地震が起こる可能性というのは絶対ないとは 言い切れないので日頃から注意をしてもらうように(子どもたちにも)教えている」