ロイヤルホスト、“冬のご馳走”に本気 「ホテルの結婚式のような」豪華料理で勝負
ファミリーレストランチェーン「ロイヤルホスト」は11月27日から、冬季フェア「Good JAPAN 冬のご馳走」を販売する。インバウンド需要を意識し、国産食材を使ったメニューと日本ワイン3種を用意。「フェアにおける過去最高の販売を目指す」と、ロイヤルフードサービス社の川勝邦弘社長は意気込む。 【画像】「蟹の和風ピラフ&黒毛和牛ステーキ~ゆずぽん酢ソース~」(3828円)など、“冬のご馳走”メニューをじっくり見る 「Good JAPAN」は国産食材の生産者と消費を応援しながら、素材のうまみを生かしたメニューを展開する企画で、今年で4回目となる。人気食材「北海道産帆立」「国産紅ずわい蟹」「播磨灘産牡蠣」「国産和牛」などを使用したメニューを提供する。 メニューの一つ、「黒×黒ハンバーグ×オマール海老と蟹のテルミドール」についてロイヤル社の篠崎恒氏(商品本部 企画開発部 部長)は、「かつてはホテルの結婚式における定番だったが、今ではなかなか目にする機会がない料理を用意した。本フェアにおける自信作として提案する」とした。 また、近年の日本ワイン需要の高まりを受け、日本ワインブランド「シャトー・メルシャン」を生産するメルシャン(東京都中野区)と提携し、シャトー・メルシャン「藍茜」(あいあかね)、「萌黄」(もえぎ)、「日本のあわ」の3種を用意した。料理とのペアリングを意識したワインを選定し、“ファミレス飲み”を促す狙いだ。
インバウンド需要を明確に意識
川勝社長は、展開するメニューについて「インバウンド需要も明確に意識した」とし、外国人観光客に対して、日本のファミリーレストランの品質の高さを訴求したいと展望を語った。 ロイヤルホストは1971年に生まれたファミリーレストランチェーン。同年に北九州市に1号店を出店したのち、郊外を中心に出店エリアを拡大。2024年10月現在、直営店226店を展開する。
ITmedia ビジネスオンライン