マンU監督が移籍を容認した選手は? 今季出場わずか21分…。「最善の選択かもしれない」
エリック・テン・ハフ監督は、かつてアヤックスでMFドニー・ファン・デ・ベークを指導し、昨季マンチェスター・ユナイテッドで再会した。しかしファン・デ・ベークは今季、プレミアリーグ、カップ戦を合わせて出場時間がわずか21分と冷遇されている。ファン・デ・ベークの移籍を監督も容認していると英メディア『90min』が報じた。 【画像】マンチェスター・ユナイテッド最新スタメン&フォーメーション MFドニー・ファン・デ・ベークは2020年、アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、9月にはプレミアリーグのクリスタル・パレス戦でデビュー戦ゴールを決めた。しかし、プレミアリーグでは20/21シーズンに19試合出場、21/22シーズンは8試合出場となかなか出番が与えられなかった。2022年1月にはエヴァートンへの期限付き移籍も経験している。 22/23シーズンに入るとマンチェスター・ユナイテッドに復帰し、かつてアヤックスで師弟関係にあったエリック・テン・ハフ監督と再会。しかし重用されることはなく、7試合の出場にとどまった。 今季に至ってはプレミアリーグに1試合(2分)、EFLカップ(カラバオカップ)に1試合(19分)しか出場せず、合計で21分しかピッチに立っていない。 『90min』は、ファン・デ・ベークがオランダメディア『De Telegraaf』に「早く試合に出場しなければならない。もしマンチェスター・ユナイテッドで出られないなら、他のクラブで出る」と語ったことを報じた。 これに対して、『90min』はテン・ハフ監督が「最善の選択かもしれないと(移籍を)受け入れている。退団を望むのであれば、その邪魔をするつもりはないようだ」と伝えている。 同メディアは今夏、ファン・デ・ベークの移籍先としてACミラン、インテル、ローマといったクラブが名乗りを上げていたが「合意には至らなかった」と報じている。
フットボールチャンネル編集部