大雨の九州・山口、福岡県宗像市や大分県日田市などで避難指示…臨時休校やJR特急運休
梅雨前線の影響で大気の状態が不安定となり、九州・山口地方は6月30日夜から1日午前にかけ、大雨に見舞われた。学校が臨時休校したほか、交通機関にも影響が出た。2日にかけて九州北部地方で局地的に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などへの警戒を呼びかけている。 【写真】「線状降水帯」鹿児島県で今年初めて発生…土砂が流入した国道226号
福岡管区気象台によると、梅雨前線は同日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込み。同日午前6時までの24時間雨量は、多い所で山口、大分、熊本各県で200ミリ、福岡県で180ミリ、佐賀、長崎両県で150ミリなどと予想されている。
福岡県宗像市や大分県日田市などで避難指示が出された。JR九州は一部区間で列車の運転を見合わせ、博多―大分間の特急「ソニック」、博多―武雄温泉間の特急「リレーかもめ」などを一部運休した。