今季からバルセロナを率いるフリック監督 [写真]=Getty Images

　ラ・リーガは9日、バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が8月の月間最優秀監督に選出されたことを発表した。 【公式発表】バルサを率いるフリック監督がラ・リーガ月間最優秀監督に！ 　バイエルンで数々のタイトルを獲得し、FIFAワールドカップカタール2022でドイツ代表を率いたフリック監督は、“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督の後任として今夏にバルセロナの指揮官に就任。ライプツィヒから獲得したスペイン代表MFダニ・オルモの登録問題が遅れるなどトラブルに見舞われたものの、開幕から唯一の4連勝をマークし首位を走っている。 　ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキやスペイン代表FWラミン・ヤマル、ブラジル代表FWハフィーニャらに加え、第3節ラージョ・バジェカーノ戦でデビューしたダニ・オルモも躍動し、ここまでの4試合で13ゴールを記録。またスペイン人DFセルジ・ドミンゲスや同MFマルク・カサド、、U－17同国代表MFマルク・ベルナルといった“ラ・マシア”出身の若手選手を積極的に起用している。 　安定感ある戦いを披露し、フランス代表FWキリアン・エンバペを獲得した“宿敵”レアル・マドリードや今夏に大型補強を敢行したアトレティコ・マドリードらを抑え首位に君臨しているバルセロナ。新天地で最高のスタートを切ったフリック監督はその手腕を高く評価され、ビジャレアルのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督とアラベスのルイス・ガルシア・プラサ監督を抑え、8月のラ・リーガ月間最優秀監督に選出された。 　覇権奪還に向けて上々のスタートを切ったフリック・バルサ。現地時間15日に控える次節ではジローナとのアウェイ戦に臨む。