B'z稲葉ママ、息子の紅白出場も「うっかり寝てしまってな(笑)」…「見ましたか?」記者の質問に返ってきた「意外すぎる答え」
実家の化粧品店はファンの「聖地」
NHKホールのステージでの生歌唱がスタートした際、稲葉のマイクに音が入っていないという音響のアクシデントもあったが、トラブルを感じさせないパフォーマンスを披露し、逆に「また伝説が増えた」などと評価を高めた。 「アクシデントがあったのに、問題なく歌いよったから、『あれで稲葉さんのすごさがわかった。結果的にあれでよかった』とおっしゃるファンの方もいました」 邦子さんは岡山県津山市で化粧品店「イナバ化粧品店」を営む。同店はファンの間では「聖地」として有名で、店舗の一角には稲葉の直筆サインやB’zのツアーグッズなどが並ぶ。 いまも店頭に立ち、インスタグラムでライブ配信も行う邦子さんは、気さくでサービス精神旺盛と評判で「イナママ」としてファンから親しまれているという。 「今日も北海道から来てくださった方がいました。遠くから来てくださるファンの方も多い。私は普通のばあちゃんで、年も年だけど、体は元気なつもり。せっかく来てくださるわけですから、一緒に写真を撮ったり、いろいろお話をさせていただいております。 皆さん、『元気をください』と言うから、私は『元気あげるわ』と言うて、ずっとこのスタンスでやってきました。もう店を始めて60年になります」
後日談でもファンを魅了
邦子さんは稲葉とのやりとりも明かしてくれた。 「本人も『見ましたか』と電話してくれたけど、素直に『あんた、ごめん。私うっかりしとって寝てしもうたわ。ごめんな。悪かったなぁ』と打ち明けました(笑)。本当のことを言わないと仕方がないからな。 息子は『あぁ。いいよ。大丈夫大丈夫。あとから何回でも見られるから』と言ってくれました」 「最高の親孝行ですね」と伝えると、邦子さんはこう話した。 「皆さんが『親孝行されたな』『最高の親孝行だなぁ』とおっしゃってくれて。私が『親孝行してくれたよな』って言ったら、(稲葉は)笑ってましたよ。 もちろん、親としてもうれしいけど、皆さんが喜んでくださったし、楽しんでくださった。それが一番です」 圧巻のパフォーマンスはもちろん、後日談でもファンを魅了か。 【つづきを読む】『“CD時代の申し子” B’zが「音楽サブスク時代」でも輝き続けるワケ』
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