旅系YouTuber、メキシコでバスジャック被害 乗客も運転手も「誰も助けてくれない...」
旅系YouTuberのゆゆさんが2024年11月5日にXを更新し、メキシコでバス移動中にバスジャックに遭ったことを明かした。 【画像】Xでハイジャック被害の詳細をつづった ゆゆさんは2日にグアテマラからメキシコに到着したことを報告。3日にはXで「メキシコのサンクリストバルからオアハカまでの安い行き方、安いバス会社、もし知っている方いたら教えてほしいです」と呼びかけていた。 ■「明らか外国人だけを狙っていた」 そして5日にXで、「メキシコでバスジャックに遭いました」と報告する。場所については、2日前にXで旅程を調べていた「サンクリストバル→オアハカまでの区間」だったといい、「カメラやクレカは無事」と伝えた。 また「明らか外国人だけを狙っていた」そうで、「現金6000ペソ(約4万6000円)がパー」と被害を明かし、「もちろん、運転手や乗客も誰も助けてはくれない」と嘆いた。 その後、ゆゆさんは、一緒にバスに乗っていたという2人組旅系YouTuber・タビートニクのりくさんが、当時の状況について話している動画を公開した。りくさんによると、「バスジャックっていうかピンポイントバスジャック」だったといい、「ほかにも乗客いるんだけど、ほかの乗客はジャックされなくて、俺らだけジャックされて」と説明した。
「絶対安いところは行かない方がいい」
実際の被害状況について、りくさんは、バスに突然入ってきた2人組の犯人から顔を確認されて、パスポートを出すよう要求されたとのこと。その前にも警察の検問があったことから素直に応じたところ、実際には麻薬組織を名乗る人間だったとのこと。 また、3人のうち、タビートニクのゆうだいさんだけが犯人に呼び出され、「1人2000ペソ(約1万5000円)」を要求されたそうだ。ゆうだいさんは「お金を持っていない」といい、500ペソまで交渉したが、結局1人2000ペソ、計6000ペソを奪われたと明かした。 りくさんは「ほかに乗客とか運転手とかもちゃんといるんだけど、みんな誰も助けてくれない。一切、無視」「その麻薬組織の人が行ったあとも『大丈夫?』とかはなし」といい、「多分、俺が思うにバスの運転手はグルなんじゃないかな」と予想していた。 さらに動画では、ゆゆさんも「明らかに外国人を狙ってた」と推測しつつ、「絶対安いところは行かない方がいいね」と話していた。
「自分の身は自分で守るしかない」
その後のポストでゆゆさんは、バスの価格が400ペソと格安だったとし、バスの状況について「乗客は1/3ぐらいでスカスカ」「今考えると、地元民でも危ないから乗らないのだろう。それに、みんな後ろの席が空いているのに前の方に座っていた。1番後ろに座っていた外国人の私たちに強盗があうのを予測していたのかとも今思う」と推測していた。 また、その後の検問で警察に、強盗に遭ったことは伝えたそうだが、「レポートを出しますが、あなたたちが目的地に辿り着くよう今私たちは何もできません」と言われたとのこと。「きっとメキシコでは日常茶飯事で、自分の身は自分で守るしかないと思った」とつづっていた。