日本陸連公認の陸上競技場で5年に1度の改修工事 静岡市草薙陸上競技場
静岡市の陸上競技場で5年に一度の改修工事が行われています。アスリートにとって必要不可欠だという工事の秘密に迫りました。 久須美舞記者 「こちらは走り幅跳びなどの競技が行われる砂場ですが、砂の入れ替えのため、今はこのようにほぼ空の状態になっています」 静岡市の草薙陸上競技場で7月から行われている工事。 実は陸上競技では日本陸連から公認を受けた競技場でしか公式記録の認定を受けることができず、草薙でも公認期間の終了が迫っていることから、改修工事が行われています。 周期は5年に一度。 25日は陸上に関わる職業の魅力を伝えようと、見学会が初めて企画され、普段競技場を利用する高校の陸上部員らおよそ20人が招待されました。 高校生たちは、トラックの傷んだ部分の表面を専用の機械ではがす作業や、三段跳びの砂場の移動作業などを興味深そうに見ていました。 高校2年・男子陸上部員: 「僕たちが知らないところで、本当によくこんなに細かくやってくれて感謝の極みです」 高校1年・女子陸上部員: 「より草薙(陸上競技場)を大切に使いたいなと思った」 工事は2025年3月中旬まで行われる予定です。