【中日】痛恨逆転負けで3カード連続負け越し 投壊9失点 元中日マルティネスに4打点許す 板山の猛打賞、高橋周&カリステ弾も霧散
■プロ野球 交流戦 日本ハム 9-4 中日 (13日 エスコンF) 中日は日本ハムに逆転負けで3カード連続の負け越しが決まった。また26勝31敗5分で今季ワーストタイの借金5、交流戦も残り3試合を残し6勝9敗となり勝率5割以下が決まった。 試合は初回に高橋周の1号ソロで先制も、先発・梅津が2点を失い逆転を許す。打線は3回に板山が2点適時打を放ち逆転、5回にはカリステの5号ソロで4-2とする。しかし6回に梅津がピンチを招くと、2番手・藤嶋が水谷に同点三塁打、マルティネスに勝ち越しの犠飛を許すと4-5と再逆転される。その後も7回に3点、8回に1点を失いリードを広げられると、打線も6回以降は無得点に終わった。 スタメンは1番センター・カリステ、2番セカンド・板山、3番サード・高橋周、4番DH・細川、5番レフト・ディカーソン、6番ファースト・中田、7番キャッチャー・宇佐見、8番ショート・山本、9番ライト・岡林のオーダーを組んだ。 梅津は今季7度目の登板、ここまで1勝4敗、防御率3.94。前回の6月2日・オリックス戦(京セラドーム大阪)は6回0/3を6安打1失点(自責1)で勝ち負けつかず。翌3日に登録抹消、それ以来の登板。 日本ハム先発・福島に対し、2死走者なしから3番・高橋周がライトスタンドへ1号ソロを放ち1-0と先制。高橋周の本塁打は2022年6月19日・巨人戦(バンテリン)以来2年ぶりとなった。 しかし初回の梅津は、2番・清宮に右前安打、3番・水谷にセンターへの同点適時二塁打を浴び1-1。さらに4番・マルティネスに中前適時打を打たれ2-1と勝ち越しを許す。 さらに2回は先頭の万波にセンターオーバーの二塁打を浴びると、五十幡の二ゴロは進塁打となり1死三塁。ここで上川畑に左飛を打たれ、万波はタッチアップも中継プレーでアウトにし追加点は許さず。 すると打線は3回に山本が中前安打、岡林が四球を選び、カリステがセーフティバントを決め、無死満塁。ここで板山がフルカウントから中前2点適時打を放ち3-2と逆転。しかし高橋周は遊ゴロ併殺打、細川が中飛に倒れ追加点は挙げられず。 4回は先頭のディカーソンが中前安打を放つも、中田が遊ゴロ併殺打で2死。7番・宇佐見はライトへ二塁打を放つも、山本が空振り三振と好機を作るも得点ならず。 梅津の4回は3番・水谷からの相手打線を3者連続空振り三振に抑える圧巻の投球で三者凡退。すると5回の攻撃は2番手・田中瑛から、カリステがバックスクリーン左へ5号ソロを放ち4-2。 勝利投手の権利がかかる5回を梅津は無失点に抑える。しかし6回に先頭の郡司に左前安打、清宮に四球を与え、無死一、二塁となったところで2番手・藤嶋に交代。しかし藤嶋は水谷にレフトへの2点適時三塁打を許し4-4の同点を許すと、マルティネスにライトへの犠飛を浴び4-5と逆転を許す。 7回の攻撃は4番手・マーフィーに2死走者なしから、板山がセンターオーバーの三塁打を放つと、高橋周、細川が連続四球で2死満塁。ここでディカーソンに代打・大島を送ると、日本ハムは左の河野に交代。一打逆転の場面も、3球三振に倒れ3者残塁。 7回裏は3番手・橋本が先頭打者をサード高橋周の失策で出すと、送りバントを決められ1死二塁。ここで郡司に右前適時打を浴び4-6。4番手・勝野に交代するも2死一、二塁からマルティネスに2点適時二塁打を浴び4-8。 8回の攻撃は先頭の中田が2打席連続安打を放つも、後続に快音響かず。8回裏は5番手・岩嵜が五十幡をショート・山本の失策で出すと、二盗、三盗を決められ1死三塁。続く上川畑に犠飛を許し4-9。 9回の攻撃は7番手・田中正義から得点奪えずゲームセット。梅津は6回途中79球5安打4奪三振3四死球4失点(自責4)で5敗目(1勝)を喫した。