センバツ有力!神宮ベスト4の東洋大姫路OBは西武の剛腕など計13人をプロで輩出!現役は4人
明治神宮大会(高校の部)は横浜の優勝で幕を閉じた。そんな横浜と準決勝で接戦を繰り広げたのが東洋大姫路だ。 【動画】数字を突き詰め「夏の東洋」復活へ。東洋大姫路・岡田龍生監督がはじき出す勝算 近畿大会を制し17年ぶりとなる明治神宮大会に出場となった東洋大姫路は、初戦で聖光学院を10-0で下す。続く準々決勝では二松学舎大付を6-1で撃破。横浜と対戦した準決勝でも0-1と1点ビハインドから8回に同点に追いつく粘りを見せたが、延長11回に力尽きた。エース阪下 漣を中心に春のセンバツで巻き返すことが期待される。 そんな東洋大姫路のOBを見渡すと、甲斐野 央(西武)、原 樹理(ヤクルト)、松葉 貴大(中日)、岩田 幸宏(ヤクルト)の4人がNPBでプレーしている。 このなかで甲斐野、原、松葉はいずれも大学へ進学しドラフト1位でプロ入りした。岩田も大学へ進学はせず社会人野球のミキハウス、独立リーグを経てヤクルトに育成で入団。高卒でプロ入りしている選手は1人もいない。 過去を振り返ってみても東洋大姫路OBでドラフト指名された13人のなかで、高卒でプロ入りしたのは嶋尾 康史(1986年阪神2位)と松本 正志(1977年阪急1位)の2人だけだ。メジャーリーグでも活躍した長谷川 滋利も立命館大を経てオリックスに入団している。 ベストナインとゴールデングラブ賞受賞経験のある弓岡 敬二郎も、1976年にクラウンから3位で指名されるも入団を拒否。新日鉄広畑を経て1980年のドラフトで阪急から3位指名を受けプロ入りした。 明治神宮大会ではエースの阪下が3試合で19回を投げ防御率0.95と好結果を残した。春のセンバツ、そして最後の夏に向かうプロ注目の右腕は、将来的にどのような選択をするのだろうか。注目が集まる。