◇セ・リーグ 広島2ー8巨人（2024年9月20日 マツダ） 大失速した9月の戦いぶりが、そのまま試合内容に反映されていた。 広島先発の大瀬良は2回までゼロに抑えたものの、3回にターニングポイントが訪れる。2死から丸に内野安打を許し、浅野四球の後、吉川に左翼線へ2点適時打を浴びた。こうなると、勢いの差は明らかだ。2死二塁から岡本和に2ランを献上し、瞬く間に4点リードを奪われた。 援護するべき打線も、4回2死満塁の好機に、末包が空振り三振。好機を逃すと、7回に3番手・塹江が炎上し、この回の4失点でほぼ勝負は決まった。 4位・DeNAが阪神を下し、広島は7月11日以来のBクラス転落。CS出場へ、最後の正念場がやってきた。
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