町田、山本ら12人に決定 パリ五輪女子日本代表「金メダル目指す」/バスケ
日本バスケットボール協会は25日、パリ五輪の5人制女子代表選手12人を発表した。 2016年リオデジャネイロ五輪で主将を務めた最年長の吉田亜沙美(36)=日本協会=から、最年少の東藤なな子(23)=トヨタ紡織=まで、全員が五輪経験者。21年東京五輪で主将を務めた高田真希(24)=デンソー=と、町田瑠唯(31)、宮沢夕貴(31)=ともに富士通=は3大会連続での五輪出場となる。 馬瓜ステファニー(25)=サラゴサ=と山本麻衣(24)=トヨタ自動車=は3人制で東京五輪に出場しており、5人制での五輪出場は初。20、21日に札幌市で行われた国際強化試合・オーストラリア戦のメンバーから絞り込まれた。 チームの目標は、東京五輪の銀メダルを上回る金メダル。恩塚亨監督は「日本の強みを最大化するために、あらゆる状況を想定して選考した。残された約1カ月、チーム一丸となって連係をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長して五輪に臨む」とし、落選したメンバーの献身に感謝した。 主将の林咲希(29)=富士通∥は「パリ五輪で世界一になることを目指し、ここまでたくさんのメンバーといろんな経験をしてきた。『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく、日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニングを積んでいく」とコメントした。 パリ五輪のバスケットボール5人制女子は7月28日に始まる。出場12チームが3組に分かれて総当たりの1次リーグを行い、各組2位までと、3位で成績の良い2チームの計8チームが決勝トーナメントに進む。 世界ランキング9位の日本は1次リーグC組に入り、30日の初戦では同1位で東京五輪金メダルの米国と対戦。8月1日に同19位のドイツ、4日に同6位のベルギーと顔を合わせる。