違法改装中のホテルが崩壊 アルゼンチン東部のリゾート
ビージャ・ベセル、アルゼンチン、10月30日 (AP) ― アルゼンチン東部ブエノスアイレス州で改装工事中の10階建てホテルが10月29日深夜、突然崩壊し、1人が死亡、少なくとも7人から9人がガレキの下敷きになった。 ブエノスアイレスの南約350キロ、大西洋に面したリゾート都市ビージャ・ベセルにあるドブロブニク・ホテルの崩壊現場で、消防救助隊がガレキの下から女性1人を救出した。 検察は崩壊の原因を究明するために捜査を開始したが、自治体がプレスリリースで、ホテルが適正な許可を得ずに改修工事を行っていたと発表。 州当局の発表では、女性が1人ガレキの下から救出されたが、80歳の男性1人は死亡した。改装工事現場で寝ていた石工とみられる7人から9人が、ガレキの下敷きになったままだという。 クレーン車の到着と現場検証を待つ間、救助隊は手作業でガレキの撤去を始めた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)