新体制での巻き返しへ…アモリム監督はラッシュフォードの奮起に期待「正しい解決策を…」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードへの期待を語った。27日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 今シーズン開幕直後から不安定な戦いが続いたマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ第9節終了後にエリック・テン・ハフ前監督を解任。ルート・ファン・ニステルローイ氏の暫定体制を経て、今月の代表ウィーク明けからアモリム監督が指揮を執っている。初陣となった24日のイプスウィッチ戦は、ラッシュフォードのゴールで先制したものの、その後1点を返され、1-1のドローに終わった。 新体制での初白星を目指し、28日にはヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節のボデ・グリムト戦に臨むマンチェスター・ユナイテッドだが、アモリム監督はラッシュフォードの活躍を期待しているようだ。ここまで公式戦通算136ゴール63アシストをマークしている背番号「10」だが、近年はやや安定感を欠いたパフォーマンスが続いており、しばしば批判を浴びている。 アモリム監督はイプスウィッチ戦でのセンターフォワード(CF)起用について「あのポジションは彼にとってベストではない。とりわけ、あのような試合ではね。彼は2人の巨人と戦っていた」と振り返りつつ、ラッシュフォードへの期待を次のように語った。 「彼はおそらくより多くのゴールを決めることができるだろう。私も彼にとって正しい解決策を見つけ出せるよう努力している。彼は1シーズンで30ゴールを決めた時のマーカスに戻らなければならない。そうなれば、彼はすべてのスタッフとファン、サポーターからの助けを得られるだろう。しかし、そのためには彼がそのことを心から望む必要がある」 スポルティングを2度のリーグ制覇に導いた名将のもとで再出発したマンチェスター・ユナイテッド。ラッシュフォードも本来の輝きを取り戻すことができるだろうか。
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