【即席エスニックごはんレシピ】 厚揚げと豚肉のラブパク丼 市販のラブパクソースで簡単おいしい
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.163 厚揚げと豚肉のラブパク丼
ラブパクソース、好きでねえ。レモングラスをはじめとしたハーブ数種と野菜がベースの調味料。エスニックな味わいがこれ1つでしっかり決まる。 いろんな使い方できますが、今回は厚揚げと豚、いんげんというトリオで炒めてみましょうか。ちなみに“パク”とあるけどパクチーは入ってませんので、嫌いな方も安心してください。 ■材料(1人分) ・厚揚げ:150g ・豚肩ロース肉:120g ・いんげん:8本 ・ラブパク:大さじ2 ・酒:大さじ1 ・油:小さじ1 ・ごはん:適量 ■作り方 (1) 厚揚げは2センチ角程度に切り、いんげんは4等分に切る。豚肉は食べやすい大きさに切る。 (2) フライパンに油をひいて中火にかけ、豚肉を入れて炒める。 (3) 肉の赤みがなくなってきたら、厚揚げ、いんげん、酒を加えて全体を混ぜ合わせ、フタをして2分置く。 (4) ラブパクを加えて全体をよく合わせる。 肉は薄切り肉なら下味要らないですよ、ラブパクソースだけで十分。生姜やにんにく、柑橘などが複雑に香り立つ独特の味わい、クセになります。私はアコメヤさんで買ってますが、置いている店もいろいろ。こちらを参照ください。 昨日のしらいさんの「納豆とひき肉炒め」、ザーサイやセロリ葉を入れるのさすがのアイデアと唸りました。合いそう。そして「この連載の企画上のっけた」という一文に笑いました。 そして今頃ですが、クリスマス・イヴですねえ。クリスマスソングといえば達郎とマライアもいいけど、私は稲垣潤一派です。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司