三菱「ミニキャブ・トラック」 燃費向上と安全装備強化 3グレードにて展開 新色も
三菱「ミニキャブ・トラック」一部改良
三菱は、軽商用車「ミニキャブ・トラック」の安全装備を強化したほか、5速MT車にアイドリングストップ(オートストップ&ゴー)を追加して燃費向上を図るなど一部改良を実施し、販売を開始した。 【写真】最新三菱のクルマをみる (152枚) メーカー希望小売価格(税込)は110万3300円~159万600円となる。 「ミニキャブ・トラック」は、荷台フロア長が2030mmと広く、荷台床面地上高は650mmと低いため、多くの荷物を積載できて積み下ろしがしやすく、また室内幅1310mmとゆとりある室内空間を確保した、軽商用車だ。 最小回転半径3.6mと小回りが利き、ショートホイールベースで悪路走破性が高く、積載時の重量バランスにも優れているという。グレードは充実装備の最上位グレード「G」/農業等での利用に適した装備を付したグレード「みのり」/基本装備のベーシックグレード「M」の3種類で展開する。 ■主な変更内容 ・各グレードの5MT車にオートストップ&ゴー(AS&G)を追加し、燃費をWLTCモードで最大約3%向上させた。 ・全グレードにリアパーキングセンサー、およびメーター内のリアパーキングセンサー表示灯を標準装備し、安全性を向上。 ・「G」/「みのり」の上位2グレードに標準装備の後方誤発進抑制機能に、ブレーキ機能を追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減に貢献する。 ・最上位グレード「G」にLEDヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラーを採用するなど利便性を向上させ、外装色「クールカーキパールメタリック」を追加。 ・「M」/「みのり」に、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備し、利便性を向上させた。
AUTOCAR JAPAN(執筆)