４度目のオールスター出場で初めて本塁打を放った大谷。(C)Getty Images

　現地７月16日、テキサス・レンジャーズに本拠地グローブライフ・フィールドでMLBオールスターが行なわれ、ア・リーグが５対３でナ・リーグに勝利した。見どころのひとつとなったのが、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）の球宴初アーチだった。 【動画】MLB球宴初アーチとなった大谷翔平の“特大３ラン”！ 　ナ・リーグの「２番・DH」でスタメン出場した大谷は、初回の第１打席で四球を選ぶと、３回の第２打席でファンの期待に応えた。無死一、二塁の場面で打席に立った大谷はカウント２ー０からの３球目を強振すると、打球は右翼スタンドに一直線。“確信歩き”の後にダイヤモンドを一周してみせた。 　選りすぐりのスター選手が集った一戦で、貫録の３ランアーチ。大舞台で多くのファンの期待に応えるパフォーマンスを示した大谷に、何人もの選手や多くのメディアが賛辞の声を送っている。 　 　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者も大谷を称賛した。自身のX（旧ツイッター）に大谷の３ラン本塁打の動画をポストすると、「ショウヘイ・オオタニがオールスターゲームでホームラン。ドジャースは野球界最高の選手を10年も保持し続ける」と記載した。 　オールスターゲームでも際立つ輝きを放った選手が、ドジャースと10年契約を結んでいる――。この事実をあらためて噛み締めるように、感嘆の声をもらした。 構成●THE DIGEST編集部