気嵐の朝、ハクチョウ悠々 富山・田尻池
25日の富山県内は高気圧に覆われて晴れた。富山市山本の田尻池では冬の風物詩である気嵐(けあらし)が観測され、立山連峰を背に辺り一帯が朝焼けに染まり、幻想的な光景が広がった。水蒸気が立ち上る池にはハクチョウやカモが悠々と羽を休め、写真愛好者らが盛んにシャッターを切った。 最低気温は上市町で氷点下2・7度、富山市中心部で0・7度だった。 ●26日、山間部で雪 富山地方気象台によると、26日は曇り時々雨で、雷を伴うところがある。山間部では夜に最大3センチの雪が降ると予想している。