「国民から信頼される検事に」 法相が新任76人に辞令交付
司法修習を終えた新任検事が18日、東京・霞が関の法務省で、小泉龍司法相から辞令を受け取った。任官は14日付で、22～43歳の76人。女性は31人で全体の40.8％を占めた。小泉氏は「公正、公平な社会を実現するため、国民から信頼される検事に大成することを願う」と訓示した。 76人の平均年齢は27.5歳（14日時点）。出身法科大学院は早稲田大が14人で最多。京大8人、大阪大6人と続いた。予備試験の通過者は8人だった。 取材に応じた東京都出身の島津美穂さん（42）は、母が刑務所出所者らの立ち直りを支援する保護司を務めているといい「更生に資する仕事ができれば」と抱負を語った。
