【大分】緊急時に“動画で通報” 臼杵市の小学校で訓練
大分朝日放送
学校内で救急事案が発生した際、消防にリアルタイムで映像を送る通報訓練が行われ教員や児童が手順を確認しました。 大分県臼杵市の小学校で、教室で遊んでいた児童が突然倒れけいれんを起こしたという想定です。 教員が倒れた児童の様子を動画で撮影してリアルタイムで送信し、救急隊員の指示を仰ぐ手順を確認しました。 大分県内では10月から、119番通報を一元化して受け付ける消防指令センターの運用が始まり、救急や事故現場の動画をスマートフォンを使って送る映像通報システムを導入しています。 主に意識不明の搬送者が対象でこれまでに21件使われています。 臼杵市消防本部は「学校での救命講習などを通して今後も緊急時の対応を身につけてもらいたい」と話しています。