「ファンの間で議論を呼んでいるが…」マインツMF佐野海舟の今季スタメン定着をドイツメディアが予想「中盤の…」
ブンデスリーガ・マインツ05に遅れて合流した日本代表のMF佐野海舟は、ドイツカップ1回戦の3部ウィースバーデン戦で公式戦デビューを果たした。ドイツメディア『inrlp.de』は現地時間21日に、同選手が今季スタメンの座を獲得する可能性が高いと報じていた。 7月3日にマインツへの移籍が発表された佐野だったが、一時帰国中だった14日に不同意性交の疑いで知人の男性2人とともに逮捕されていた。その後29日に、所属事務所である「UDN Sports」は、佐野が釈放されたことを発表している。チームに遅れた形で合流した佐野だったが、現地時間17日に行われたウィースバーデンとの試合では先発フル出場を果たしている。 記事では、佐野との先発の座を争うことになるであろうMFトム・クラウスについて言及しており、「この守備的MFは27年まで契約を結んでいるが、レギュラーの座を獲得する可能性はかなり低いと考えられている」と述べた上で、「昨季の終盤困難な時期に、先発出場はわずか1試合。彼の純粋に守備的なプロフィールが監督の要件を満たしていない」という理由から、スタメンの座を獲得できる可能性は低いと指摘していた。 そして佐野については、「ナディーム・アミリと新加入の佐野海舟の2人が中盤センターになるとみられている」と今季のスタメン予想をしつつも、「しかし、佐野はマインツファンの間で議論を呼んでいる」と、事件の影響でサポーターから批判的な目線を向けられていることに言及している。
フットボールチャンネル編集部