神矢1200本、福娘たちが心込めて準備 11日から「えびすまつり」 兵庫・三木
戎神社(兵庫県三木市大塚2)で11~13日に開かれる「えびすまつり」に向け、地域住民と福娘らによる準備が始まった。参拝者に授与される神矢(破魔矢)は約1200本、御餞米は約6千袋を用意し、神戸電鉄沿線には祭りを知らせるのぼり旗約180本が立てられた。 【写真】あいみょんは手形入り! 西宮神社に著名人の絵馬続々 「三木のえべっさん」として知られ、例年約1万人が参拝する新春恒例のえびすまつり。境内を老若男女が埋め尽くす餅まきは、新型コロナウイルス禍で3年連続中止していたが昨年から再開。今年は本えびすの12日午後3時半から実施する。 準備作業は4日に始まった。紅白の衣装を身にまとった福娘12人は、大黒とえびすを描いた絵馬や「延寿招福」と書き込まれた短冊を神矢に取り付けた。初めて福娘を務めるという大学1年の女性(19)は「貴重な体験だと思い参加しました。1本ずつ心を込めて取り付けています」と話していた。 3日間とも午前8時から福引を開始。11日は午後7時に舞楽、12日は午前11時と午後3時に浦安の舞が奉納される。 近くの三木小学校運動場が駐車場として無料開放される(午前9時~午後10時、13日は午後3時まで)。(大山伸一郎)