BNCテニスオープン

望月慎太郎（上海マスターズ）[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのBNCテニスオープン（ニューカレドニア/ヌメア、ハード、ATPチャレンジャー）は1日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク235位の望月慎太郎が同400位のA・イラガン（アメリカ）を6-7 (5-7), 6-4, 6-2の逆転で下し、今季開幕戦でベスト8進出を果たした。 【錦織 圭vsハチャノフ 1ポイント速報】 21歳の望月は1回戦で、世界ランク583位の齋藤惠佑との日本人対決を制しての勝ち上がり。一方のイラガンは1回戦で第3シードのJ・デ ヨング（オランダ）に勝利している。 この試合の第1セットで望月は、両者ともに2度のブレークを奪う展開で突入したタイブレークをものにできず、先行される。 しかし第2セットで望月は5本のサービスエースを決め、ファーストサービス時のポイント獲得率で相手を上回る。1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークに成功しこのセットを取り返す。 そして迎えたファイナルセット、望月は6本のダブルフォルトを犯し、ファーストサービスの確率が48パーセントに留まるなどサービスゲームに苦戦するも、ブレークは1度に抑え、リターンゲームでは3度のブレークに成功。2時間27分で逆転勝利を収めた。 勝利した望月は準々決勝で世界ランク718位の市川泰誠と対戦する。市川は2回戦で第7シードのG・ブラウワー（オランダ）をストレートで下しての勝ち上がり。 また同日行われた2回戦で日本勢では世界ランク563位の田口涼太郎と同530位の高橋悠介が出場したが、ベスト8進出とはならなかった。