ワゴン車にはねられ、死亡した男性の自転車（29日午前、札幌市南区）

　29日未明、札幌市南区の国道で、自転車の男性がワゴン車にはねられ、死亡しました。 【写真を見る】ファットバイクの男性死亡、札幌市南区の69歳と判明…片側２車線の直線を同じ方向に走行中か、その場で逮捕のワゴン車の30歳「事故を起こした事実に間違いない」 　かなりの衝撃、スピードを伺わせるワゴン車のフロント部分…自転車はタイヤが太く、いわゆるファットバイクとみられます。 　29日午前３時半ごろ、札幌市南区川沿４条２丁目の国道230号線で、自転車の男性がはねられ、意識不明の状態で搬送後、死亡が確認されました。 　その後の警察の調べで、死亡したのは、札幌市南区南沢の無職、長谷部勝敏さん69歳と判明しました。 　現場は片側２車線の見通しの良い直線で、自転車とワゴン車は同じ方向に走行中の事故とみられ、警察は過失運転傷害の疑いで、ワゴン車を運転していた札幌市手稲区の会社員、澤田永吉容疑者30歳をその場で逮捕しました。 　取り調べに対し、澤田容疑者は「事故を起こした事実に間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。 　警察は、引き続き事故の状況を詳しく調べています。