大雪による倒木で立ち入り規制 弘前公園(青森・弘前市)
青森県弘前市は3日、弘前公園内で大雪による倒木被害があり、通行の安全を確保できないとして、園内の一部区域を立ち入り禁止とした。解除時期は未定。 園内では1~3日にかけて、マツ5本と桜1本が倒木したほか、幹折れ状態の木が8本見つかった。園内の建造物への被害は確認されていない。 立ち入り禁止区域は南内門から二の丸・本丸・北の郭(くるわ)にかけてと、東門から東内門の間、西の郭周辺。コーンや規制線を設置し、警備員が園内を見回りしている。 公園を管理する市公園緑地課によると、雪による立ち入り規制は確認できる直近10年間で初めて。同課の担当者は「新たな倒木の危険性がある」として、禁止区域に近づかないよう注意を呼びかけた。