沖縄の本島中北部、100万円被害の還付金詐欺が相次ぐ ATMに誘導し振り込ませる
石川署は15日、役場職員をかたる人物が医療費の払い戻しを名目にATMに誘導して指示通りに操作させ、本島北部の70代男性から現金約100万円をだまし取る特殊詐欺(還付金詐欺)事件が同日に発生したと発表した。署によると、役場職員をかたる人物は「医療費の還付金があり、今日中に手続きをしないと返金できない」などと説明し、指定した商業施設のATMに男性を誘導した。 宜野湾署は16日、「サキマ」と名乗る男らが本島中部の70代女性に「還付金を受け取ることができる」などとうその電話をして、約100万円をだまし取る特殊詐欺(還付金詐欺)が発生したと発表した。 署によると、「サキマ」と名乗る男は被害女性の自宅の固定電話に、還付手続き名目で連絡した。「口座に振り込むために銀行に行って手続きをしてほしい」などと説明した上でATMで現金を振り込む前に指定した携帯電話の番号に折り返すように伝えたという。その後、被害女性が指示通りに折り返すと、別の男が電話に出てATMの操作手順を指示して、約100万円を振り込ませた。
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