繰り越した通帳が何冊もあります。引っ越しするので処分してもいいでしょうか? すべて捨てても大丈夫ですか?
デジタル通帳について
通帳の処分が面倒な場合は、デジタル通帳に切り替えるのも一つの方法でしょう。デジタル通帳は、その名の通り、紙の通帳で行ってきた預金管理などを、スマートフォンやパソコンを使って行えるサービスです。 通帳記帳や発行の手間がかからないだけでなく、盗難や紛失の心配もいりません。通帳の繰り越しもなくなるため、繰り越し済み通帳の管理の手間もかからない点がメリットです。ただし、デジタル通帳に切り替えると、紙の通帳は使用できなくなり、紙の通帳に戻す場合は窓口で再発行の手続きが必要になる点に留意しましょう。
繰り越し済み通帳は、個人情報に気を付けて処分しよう
繰り越した通帳は、ローンを組む予定がある場合は1年分、自営業もしくはフリーランスの人は、5~7年分を保管しておくと安心ですが、それ以外は自分の好きなタイミングで処分して問題ありません。ただし、通帳を処分する場合は、使用済みのものであっても氏名や銀行印など、個人情報が含まれているため、処分の仕方に注意することが大切です。 出典 国税庁 個人で事業を行っている方の記帳・帳簿等の保存について 一般社団法人全国銀行協会 デジタル通帳に切り替えると何が変わる? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部